先に結論「30分ごとに必ず運動」ではなく、送信、会議終了、飲み物など既にある区切りへ短い動きを結びつけます。できなかった時間を取り戻す必要はありません。

座位を中断する考え方
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、座りっぱなしの時間が長くなりすぎないよう注意し、今より少しでも多く身体を動かす考え方を示しています。成人向け資料では、長時間の座位をできる限り頻繁に中断する例として「30分ごと」も紹介されています。
仕事へ組み込む4段階
- 区切りを一つ選ぶ:メール送信、会議終了、印刷、飲み物の補充から一つだけ選ぶ。
- 30秒から始める:立つ、数歩歩く、画面から視線を外すなど、仕事へ戻りやすい行動にする。
- 痛みのない範囲で動く:肩をすくめて下ろす、足首を動かすなど、小さく始める。
- できた回数だけ残す:できなかった時間を埋め合わせず、翌日も同じ区切りで試す。
向く人
- まとまった運動時間は難しいが、短い中断なら置ける人
- タイマーより仕事の区切りの方が忘れにくい人
- 立つこと、姿勢を変えることを体調に合わせて選べる人
向かない方法・短所
- 通知を増やしすぎると、止めること自体が負担になる。
- 急に大きく伸ばす、反動をつける、痛みを我慢する必要はない。
- 中断だけで机・椅子の高さや、強い症状の原因が解決するわけではない。
- 立位が難しい人へ、一律に立つことを求めない。
立つことが難しい場合
同じ姿勢の時間が長くなりすぎないよう、可能な範囲で背もたれの使い方、手足の位置、視線を変えます。治療中の疾患や運動制限がある場合は、主治医や担当の専門職の指示を優先してください。
中止して相談する基準
動作中に鋭い痛み、進行するしびれ、力が入りにくい、めまい、動悸、息苦しさ、冷や汗が出た場合は中止します。明らかな外傷、急な強い痛み、胸痛、意識の異常がある場合は運動を試さず医療機関・救急相談を優先してください。
高さが合っているか先に確認
椅子、机、足裏、画面、足台をどの順番で調整するかを5分の手順にしました。
椅子・机・足元の高さを確認する →足裏が床に届かない場合
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