この記事ですること長く座ったあとや歩いたあと、片脚に異常な腫れがない状態で、足首とふくらはぎを穏やかに動かしたい場面。

専用の運動器具は不要です。準備するもの:安定した椅子と、手を添えられる壁。

院で個別に説明を受けている場合は、その内容を優先してください。

痛み・しびれ・めまいが出たら中止してください。強い症状や外傷がある場合は、実施より相談を優先します。

実施前に確認すること

  • 片脚だけの急な腫れ・赤み・熱っぽさ、原因不明の強い痛みがない。
  • 転倒・捻挫・肉離れなど、外傷直後ではない。
  • 壁や机へ手を添え、安全に立てる。

かかとを床に保ち、つま先を上げる

上げて床へ戻すまでを1回として5〜10回

安定した椅子。下腿から足を拡大した図です。

  1. 準備・足裏を床へ

    座位の下腿と足の側面拡大。つま先は画面左を向き、足裏全体が床についている。

    座って、両足裏を床へ置きます。

    固定:かかとと床の接点

  2. つま先を上げる

    同じ下腿と足の位置で、かかとを床につけたまま、画面左のつま先を持ち上げた姿勢。

    両かかとを床へ保ったまま、つま先を小さく上げます。

    固定:かかとは床から離さない

戻す

つま先をゆっくり床へ戻します。かかとは動かさず、痛みのない小さな範囲で繰り返します。

痛み・しびれが出たら中止。院で教わった範囲・回数を優先してください。

後ろのかかとを保ち、ふくらはぎを伸ばす

左右20秒ずつ、1〜2回

手を添えられる安定した壁。足元が滑らない場所。

  1. 準備・足を前後へ

    左向きの側面。両手を画面左の壁へ添え、足を前後に開き、後ろのかかとを床につけている。

    つま先をほぼ正面へ向け、片脚を後ろへ。後ろのかかとを床へ置きます。

    固定:両手・両足の位置、後ろのかかと

  2. 軽く伸ばす・20秒保持

    同じ手足の位置で後ろのかかとを床に保ち、前膝と身体を画面左の壁へ少し移した保持姿勢。

    前膝を少し曲げ、身体を壁へ少し近づけます。反動をつけません。

    固定:後ろのかかとは床。手足の位置は変えない

戻す

手の支えを保って体重をゆっくり戻し、足をそろえます。反対側も同じ順番で行います。

痛み・しびれが出たら中止。院で教わった範囲・回数を優先してください。

回数・時間・頻度の目安

  • 足首の上げ下げは5〜10回。
  • ストレッチは左右20秒ずつ、1〜2回。
  • 1日1〜2回、または長く座った後。筋肉痛を作るまで繰り返さない。

呼吸と力加減

『痛くなく、少し伸びる』程度にします。呼吸を止めず、反動をつけません。強さを上げるより、後ろ脚のかかとが浮いていないかを確認します。

よくある間違い

  • 壁を強く押し、反動で深く伸ばす。
  • つま先が大きく外へ向いたまま続ける。
  • 片脚の腫れや熱感を、こりだと思って揉み続ける。

その場でやめる目安

  • アキレス腱やふくらはぎに鋭い痛みが出る。
  • しびれ、脱力、こむら返りが強くなる。
  • 動いたあとに腫れや熱感が増える。
参考にした公的・専門資料

上記資料の考え方と、Rikiyaの現場経験をもとに、一般の方が見返しやすい順番へ整理しています。

受診・相談を優先する目安

運動を続けず、状態の確認を優先してください

  • 片脚だけに急な腫れ、痛み・圧痛、熱感、赤みがある。
  • 胸痛、息苦しさ、動悸、めまいを伴う場合は直ちに医療機関へ相談する。
  • 外傷後に体重をかけられない、または強い痛みが続く。